ダサいデザイン

今バナーやロゴ、Webサイト諸々デザインをやっていますが、最近改めて初心に戻る機会があり、自分の昔のWebサイトのデザインを見ていたのですが正直

「ダサい」

と思ってしまいました・・・。それで何故そう思ってしまったか、改めて考えてみました。

なぜ「ダサい」と思ってしまったのか

なぜそう思ったのか、その理由は「そのデザインは自分の独りよがりだった」からだと思いました。よく言われるデザインの4大原則の「近接」「整列」「強弱」「反復」が守れていない事は大前提で(笑)、見にくいわ、何を伝えたいのか分からないサイトになっていました。ちなみに色彩設計も皆無なので、Webサイトの利用色も滅茶苦茶です。その結果以下のような感じになっていました。正直ダサすぎて恥ずかしい出来です。

そして何より、このサイトの目的や誰に対してのものなのか、「このサイトのデザインの意図」が全く読み取れない。これが致命的と自分では分析しています。このサイトのデザインをしたの初めてだったので、「意図」は全く意識していないので、「意図」がないのは当然なのですが。

↓ ダサい自分のWebデザイン

ダサくないデザインとは

逆にダサくないデザインというのは何でしょうか?色々な人の考え方があるのですが自分は「意図と造形が両立している」デザインだと思っています。(これは某書籍からの受け売りですが、自分が最もしっくりする考え方でした。)まず意図ですが

  • 誰に向けてのデザインなのか?
  • 何の為のデザインなのか?何が目的なのか?
  • 何故必要なのか?      

と言った所をきちんと考えて、デザインからそれらを表現している必要があるかと思います。その辺りはデザインの情報設計をする際に明確にする所です。ちなみに色彩も情報設計する時に考慮して決定します。だだ、「意図」だけでデザインすると頭でっかちの制作物になってしまいます。そこで重要なのは「造形」です。個人的には洗練された、格好良い形といった自分の思う通りに形作る事ができる事と考えています。こっちも疎かにしてはいけないのです。「意図」だけで突っ走るとこれはこれはダサくなります。

なので、優れたデザインというのは「意図」と「造形」が両立したものかと考えています。これはWebサイトやバナー、ロゴや、動画、紙媒体全て共通しているものと捉えていて、自分の制作物は全てそれらに気を配っています。
ただ、それができているかは別ですが(笑)

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